忠実

真面目

冬の寒さに凛と咲く梅の花言葉:忠実

厳しい冬の寒さが続く中、他の花々に先駆けて花を咲かせる梅。その愛らしい姿は、長い冬を終え、待ち焦がれていた春の訪れを感じさせてくれます。古くから人々は、 梅の力強い生命力と美しさに、希望や新たな始まりの象徴を、愛でてきました。日本では、梅は春の使者として特に親しまれています。お正月の飾り付けとして松や竹と共に用いられ、新年の始まりを祝います。また、桃の節句には桃の花と並んで飾られ、女の子の健やかな成長を願う気持ちが込められています。早春に咲く梅の花は、その可憐な姿だけでなく、ほのかな香りも魅力の一つです。開花時期には、梅園を訪れて、甘酸っぱい香りに包まれながら、ゆっくりと観賞を楽しむことができます。梅の花は、春の訪れを告げ、私たちの心を和ませてくれる、特別な花と言えるでしょう。
6月の誕生花

6月16日 花言葉: ベロニカの真実

- 誕生花と花言葉6月16日に生まれた人は、ベロニカの花が誕生花です。ベロニカと聞いて、どんな姿を思い浮かべるでしょうか?青紫色やピンク色の小さな花を穂のようにして咲かせる姿は、どこか儚く、繊細な印象を与えます。しかし、その可憐な見た目とは裏腹に、ベロニカは強い生命力と繁殖力を持つ花としても知られています。この花には、「忠実」「名誉」という花言葉がつけられています。これらの言葉の由来は、キリスト教の聖女、ベロニカの伝説に由来しています。聖女ベロニカは、十字架を背負いゴルゴダの丘へ向かうイエス・キリストの姿を見て、自分のベールを差し出して汗を拭いました。すると、そのベールには奇跡的にイエスの顔が転写されたと伝えられています。このような言い伝えから、ベロニカは「真実」を象徴する存在として崇められるようになり、その名を冠する花にも、「忠実」「名誉」といった誠実さを表す花言葉がつけられるようになったのです。まるで、小さく可愛らしい花が、真実や誠実さといった揺るぎない強さを秘めているかのようです。6月16日生まれの人は、誕生花であるベロニカのように、外見の華やかさだけでなく、内面の強さや誠実さを持ち合わせているのかもしれません。
真面目

すももの花言葉:一途な想いを伝える

春の暖かさが感じられる頃、他の花々に先駆けて美しい花を咲かせるすもも。まだ寒さの残る季節に、いち早く春の訪れを告げてくれる存在として、古くから日本人に愛されてきました。その姿は、万葉集にも歌として詠まれているほどです。すももの花は、ぱっと目を引くような紅色や、可愛らしい薄紅色など、色の種類も豊富です。つぼみがふっくらと丸みを帯びているのも特徴のひとつです。また、よく似た花として梅が挙げられますが、すももの枝は、梅に比べて丸みを帯びている点で見分けることができます。厳しい冬を乗り越え、春の光を浴びて花開く姿は、見る人の心を和ませ、希望を与える力強さに満ち溢れています。冬の寒さに耐え、春の暖かさと共に花を咲かせることから、「忍耐」や「希望」といった花言葉がつけられています。また、その美しさから「忠実」や「清純」といった花言葉も持ち合わせています。